いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記 2011年01月 いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記
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うつ病から復職した自分の経験を生かし同じ病気で悩む人の力になりたいと思い、ブログを書くことにしました。
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いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記
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プロフィール

中田健

Author:中田健
                       現在50才でIT系企業の営業と販売促進を担当しています。41才の時にうつ病になり、入院もしましたが約2年間休職した後に無事復職、現在に至ります。
 本々は営業マンで20年順調に過ごしていましたが、職場が変わったり部下が増えたりとストレスの多い環境だったと思います。
 今はすっかり良くなったのでうつ病を早く治す考え方などをブログで伝えています。

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2011.01.26 Wed
今更ながらプラス思考
復職して何年も経ちますが、落ち着くことがありません。

未だにあたふたすることについて落ち込むこともありますが、プラスに考えることが大事です。

順調に回復して行けば上司の期待は高まり、頼まれる仕事が増えたり、任される部下の数が

増えたり、厳しい指示が飛び交います。

ですから、調子が良くなっても気持ちが落ち着くことはないのです。

そして信頼されていると思えるのは良いことですが、怖いのは、期待に応えたいと思うと

不必要なプライドが生まれたり、無駄なプレッシャーが襲い掛かります。

こんな些細なトラブルで潰れるわけにはいかない、せっかく取り戻した信頼を失ってはいけ

ない、部下に無様な姿を見せてはいけない、苦しい顔をしてはいけないなどと考えます。

実際鼓動が激しかったり、食事が喉を通らなかったり、笑顔が作れなかったりします。

定期通院では苦しい胸の内を打ち明けますが2、3日で回復してしまうのならばうつ病では

ないでしょうとのこと。

確かに日数以外、落ち込んで辛いのと、うつ病で辛いのと見分けが付きません。

とにかく、辛ければ辛いと宣言して、できないことはできないと宣言して、それで評価が得られず

降格されても構わないくらいの気持ちを持ちたいものです。

どうしても気がつくと評価をされたい、期待を裏切りたくない、ミスしたくない、そんな気持ちに

占拠されています。

一度失った人生をやり直せる幸せ、人生丸儲けと考えたいものです。

生来貧乏性の私には大胆になれない部分が多いようです。

仕方がないので、真面目な性格の現れと考え、こういう部分は自分で自分を評価したいと思い

ます。

業績が悪ければ落ち込んでしまう自分をどうすることもできないのであれば、真面目に業績

向上に責任を感じている点を評価します。

とにかく、周りの風当たりが厳しくても自分だけは敵にならず、味方でいたいものです。

仕事の優劣はどうしようもないですが人間関係は良いので、それだけでも幸せです。

取り留めの無い話でしたが、欠点や失敗は当然あるものと受け止めて反対方向から見える

プラス点を噛み締めて、染み込ませていきます。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。

その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。

そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。

また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。

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考え方を変える    Comment(7)   TrackBack(0)   Top↑

2011.01.19 Wed
世界一の嫌われ者
大げさですが、私は自分のことを世界一の嫌われ者だと思っていました。

仕事熱心で真面目ではありましたが、それを他人にも過度に求めていました。

部下の良いところには目が行かず、いつも欠点ばかり注意していました。

自分だけが会社のことを考え、良いアイデアを出し、良い仕事をしている。

そんな考え方にいつの間にか支配されていました。

部下がやること、なすこと、否定して自分のアイデアに変更させていたと思います。

当然、部下はやる気を無くし、そのしわ寄せが自分に回るという悪循環を繰り返しました。

次第に孤立し、疲れが溜まっていき、イライラ感が募り、うつを発症しました。

こんな嫌われ者は世界を見渡してもいない。

泥棒でさえ、犯罪を犯すそれなりの理由がある。

自分が今こうして会社にも行けなくなったのは病気ではなく自分の性格がもたらした報いだと

思いました。

自分を生んでくれた親や家内や子供には本当に申し訳なく思いました。

そして元の部下たちにも何度も何度も心の中で頭を下げ、詫びました。

しかし、もう取り返しのつかないこと。

もし、生まれ変わることができたなら絶対にこんな行動はすまいと思いました。

そして、今現在、その苦しみから抜け出すことができました。

あの時の願いがかなったのです。

冷静に当時を分析すれば、とにかく一生懸命でした。

また、他人のせいにせず、自力で問題解決を図ろうとしました。

自分がどんなにがんばっても周りはがんばってくれないと不満に思っていました。

ずるい考えですが、世界一の嫌われ者だった過去の自分を擁護できるようになりました。

あの時、本当に全てを失ったことを考えれば多少、辛い思いをしても平気です。

今このブログを読んでいる皆さんの中にも自分はうつ病ではなく世界一の嫌われ者だと

思っている方もいると思いますが、それがうつです。

思考や感情をコントロールしてしまう病気がうつなのです。

一番苦しいときを忘れずに感謝の気持ちを持てば復職後の障害も必ず乗り越えることが

できるでしょう。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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うつ病とは    Comment(5)   TrackBack(0)   Top↑

2011.01.17 Mon
苦しいのが当たり前
Wコロンのねづっち風になぞかけで表現すると

うつ病と掛けて悪い夢とときます。

その心は、現実ではたいしたことでもないのに大騒ぎして後悔したり、絶望したりします。

こんなことを書くとまた批判がどっと来そうですが、うつ病なんて怖くないと思います。

実際、悪い夢のように覚めてしまえば、あんなに心配していたことが嘘のように解決します。

後遺症が残るでもなく、手術が必要なわけでもなく、まったく怖いことはないのです。

唯一厄介なのは、心底ひとを不安に陥れるところだけなのです。

過去の行動を後悔したり、将来に不安を抱いたりする症状が困るだけなのです。

しかし、腎臓を片方摘出するわけでもなく、手足を無くすわけでもなく、一生病院で過ごすわけ

でもなく、なんの後腐れもないのです。

こんな偉そうなことを言っている私もうつ病の絶頂期には死を覚悟したり、人間失格を自覚したり、

犯罪者のように過去を悔やんだりしたものです。

さらには、怖くて不安で眠ることも食べることも遊ぶこともできなくなりましたし、散歩に行けば

親父狩りに会いそうで怖くなり、車の運転が怖くなり、近所に出るのも迷子になりそうで怖くなり、

子供を抱きかかえることも、落としそうな気がして怖くなり、買い物に行くことが怖くなりました。

電車に乗ることも、自転車に乗ることさえも、薬を間違えずに飲むことさえもできませんでした。

この恐怖を乗り越えることはできないと思います。

考え方というよりも本能の部分が恐怖心を感じているのです。

乗り越えることはできませんがこう考えたら良いと思えることがいくつかあります。

1.後悔や不安はうつ病の症状である。

2.これは時期がくれば解決する。

3.すべては幻である。

1.の後悔や不安はうつ病の症状というのは、風邪を引いたら熱が出る、咳が出る。
頭痛は頭が痛くなる、腹痛は腹が痛くなる、うつ病は後悔し、不安になる。
ただ、それだけのことです。

2.しかし、うつ病が治ればなぜ後悔して、不安になったか忘れてしまうくらいのことです。

3.のすべては幻はそのままの意味です。
仕事が出来ない、人間関係が最悪、性格が悪い、信頼されていない、それらはすべて幻です。
と言っても良いくらいのことで、ある一面を表しますが真実ではありません。

やはりこの病気に有効なのは脳をリラックスさせることです。

趣味に没頭する、映画や音楽、スポーツ、読書など後悔や不安を忘れる時間をつくることです。

そして、考え方を変える努力をすることです。

私のうつ病は本当に治るのだろうか、それとも治ると信じるのか。

私はこのことに悩みました。

結果的には治ると信じていればしばらくは幸福でいられると思い、信じたのです。

治ると信じなければどうなるのか。

解決へ向かうストーリーがなくなり不安が増幅するだけです。

とにかく、脳をリラックスさせる時間が長ければ長いほど回復も早くなります。

趣味に没頭している時には後悔や不安を忘れる時が必ず来ます。

その時間を少しずつ長くしていけば良いのです。

後悔を1から10まで行い、また1に戻って後悔し直すようなことを続けていてはいけません。

このようなループするような思考は脳を疲れさせ、治りを遅くします。

私のうつ病観はこのように思いますが皆さんはどう思いますか。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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うつ病とは    Comment(7)   TrackBack(0)   Top↑

2011.01.12 Wed
うつ病は悪くない
うつ病は悪くない。

また、変な書き出しですが次のようなことが言いたくてタイトルにしました。

忘れがちですが、基本的にうつ病とは、割と明確な原因があって発症するものです。

仕事や家事やパワハラや失業、肉親の看病や死などなど。

うつ病はある意味では、そうした高ストレス状態から逃げないと大変なことになると感じて

発症するのです。

似たようなものとして花粉症があります。

花粉症もスギ花粉が体内に入ろうとすることをブロックするためにくしゃみや鼻水、涙などで

反応しています。

花粉症を治すというのは不可能に近く、花粉に晒されないようにするか薬を飲んで感覚を鈍感に

するしかありません。

要は花粉症を治すというよりも原因である花粉に対して自分を遠ざけることが基本です。

しかし、うつ病は原因に目が行かず、うつ病自体を抑えることに目が行きます。

本来は、うつ病の原因であるストレスをどう処理するかが問題なのです。

発症時と同じストレスが加われば再発する可能性は高くなります。

同じストレスが加わらないようにできれば問題は簡単ですが、なかなかそうは行きません。

仕事も家庭も同じストレスが続く可能性が高いからです。

しかし、花粉症とストレスが違うのは受け取り方を変えることで和らげることができるのです。

仕事は成功させなければ!

と思うのではなく、最善を尽くせば結果は関係ないと考えを変えることです。

うつ病が再発する場合、以前と同じストレスに身をおいてしまうことが多いでしょう。

例えば、両親の介護であっても自分ひとりでなんとかしなければと思い込まないで兄弟を頼ったり

公的機関に相談したりするようにする。

パワハラに耐えながら仕事に行くのではなく、辛かったら2、3日休んでしまう。

結構開き直って評価が低くても、給料が下がっても良いくらいに思うとそれほどストレスを感じ

なくなるものです。

会社の評価なんて、社会人になるまでは存在さえ明確に知らなかった程度のものです。

うそだと思ったら周りのひとを見てください。

評価が低いことに対して何も感じない人も必ずいます。

たまたま上司が失敗してなんとなく昇進するひともいます。

頑なにがんばるだけでなく失敗しても笑顔で再チャレンジできるひとが魅力的でしょう。

とにかく、うつ病を治すのではなく、うつ病になった原因を再現しないように気をつける

ことが大事です。

そのコツさえ掴んでしまえば再発の可能性はとても低いものになります。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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2011.01.07 Fri
私たちの世界はふたつある
私たちの世界はふたつある。

実は世界はふたつ、もしくはそれ以上あるのです。

私も、世界はひとつだと40年間信じていました。

しかし、うつ病を発症することは今までの世界とは違う世界に迷い込んでしまうことなのです。

村上春樹氏の長編小説『1Q84』のようにドラマチックでも幻想的でもない世界です。

それも突然その世界に迷い込むことがあれば、その違いに気付きますが少しずつ少しずつ世界は

変わるのです。

私の場合も、最初は本の少しの違和感でした。

少し疲れる、少しイライラすることが多くなる、予想外のトラブルが起こる。

そしてその世界は次第に大きくなり、部下を叱る回数が増える、心配事が増える、知らない情報が

多くなる。

更に進むと、家族と話す時間がもどかしい、ラジオを聴きながら寝ている、新聞を買っても読まない。

もっと進むと部下や上司と話すのが億劫になる、仕事が難しくなる、常に忙しくなる。

今でも覚えているのは、うつ病発症前に会社が合併して大混乱したんですが半年経って部下に

合併で会社の諸制度が変わっていつまでたっても会社が落ち着かないと言うと部下は

「もうだいぶ落ち着いて慣れましたよ。」と応えたのです。

その時、なぜか慣れない自分に気がつきビックリしたことを覚えています。

更に進むと会議資料を作るのに2時間でできたものが5時間くらい掛かるようになっていきました。

毎週の作業なのですが少しずつ時間が掛かるようになり、そのことも後からわかったことで

当時は長くなっている意識がありませんでした。

次第にミスが多くなったり、新しい社内制度が理解できなかったり、社内の人と話すのが

億劫になったり、上司の指摘が厳しくなったりしました。

好きだったゴルフをする気力も無くなり、酒を飲みに行く相手もいなくなり、家でも下の子が

生まれたばかりでつまらぬ仕事の話もできませんので、どんどん自分を追い込んでいきました。

次第に同期入社の友人や信頼していた前の上司にも相談したくてもどう相談したら良いか

わからなくなっていきました。

休職してからは、会社を辞めないと気がすまないと思い出し、うまく喋ることができなくなり、

薬を飲んだかどうかもわからなくなり、多くなった薬の飲む種類や錠数もわからなくなりました。

散歩をしても仕事や人間関係のことがひと時も頭から離れず、特に人間関係を悪くした自分の

行動を何度も何度も一から考えて十まで考えるとまた一まで戻って後悔する、そんなことを数ヶ月

繰り返していました。

世の中もすっかり変わり、リストラや失業、不況や貧困が町中に溢れ、不安は増すばかりでした。

医師からは、うつ病とはそういう病気だと言われても、私はうつ病ではなく、性格なのだ。

病気ならば治るかもしれないが、身から出た錆、どうすることもできないとさえ思っていました。

また、自分は論理的に物事を考えると思っていたので、論理的に出口を探そうとしても自分が

悪い現実を理解するだけでした。

その後、入院までするわけですが、治療の甲斐あって1年くらいしてから病気が治れば復職できる

かもしれないと思えるようになりました。

それも突然ではなく、3歩進んで2歩さがる、本当に少しずつです。

食事が楽しみになった。

ケーキがおいしくて好きになった。

マンガ単行本のシリーズを一気に読んだ。

映画に集中できた。

音楽が新鮮だった。

スイカがおいしかった。

自転車を買いたくて買った。

音楽プレーヤーを買った。

ゴルフの練習に行った。

家事を覚えて家族の役に立った。

ジョギングの距離が300mから始めて3kmに増えた。

今思うと私にとってはうつ病の世界と現実の世界、ふたつの世界がありました。

このことを理解しないでいると深い地獄に落ち込んでいる世界がすべてになり、失望してしまいます。

実は身近な事例でこのことが証明できるのです。

他人から見ると常にガミガミ怒っているひとは、それほど怒っていない世界にいます。

イヤミを言い続けるひとは、イヤミを言っていない世界にいるのです。

仕事を真面目にやらないひとは、結構真面目にやっている世界にいるのです。

うつ病とは、この世界観の歪みを引き起こす病気なのです。

私は医師ではないのでこの話はすべて真実ではないかもしれません。

しかし、私から見た、うつ病の内側と外側を見た私の、私にとっての真実です。

この話はあなたにも当てはまるのでしょうか。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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2011.01.01 Sat
究極の選択
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

年始から少し重いお題ですがしばらくおつきあいください。

何度かこのブログで取り上げてきましたが「当事者意識研修」という研修があります。

人生とは進学先をA大学にするかB大学にするか、就職先をA社にするかB社にするか、

このひとと結婚するかしないか、他人の考えを受け入れるか、受け入れないかなど常に選択の

機会があります。

そしてその時々の自分の考えや置かれた状況に応じて最善の選択をしているのです。

違う言い方をすると生きるか死ぬか、退職するかしないか、復職するかしないかなど常に

人生に選択はつきものです。

前出の「当事者意識研修」では今の自分はその時々に最善の選択をした結果を表しています。

例えば超過労働を求められて断れない状況に陥ったとしても、それを受け入れるかどうかは

あなたの判断しだいだという考え方です。

とてつもない責任を求められてもそれを受ける受けないの選択があって受けてしまうと大変

だから断るよりも上司の評価が下がることを恐れた結果病気になってもそれは自分の選んだ

道なのです。

役者が舞台のために親の死に目に会えない、それは舞台があるからですが海老蔵のように酔って

喧嘩をしてしまうと出られないわけですから舞台は親の死に目にも会えない絶対ではないのです。

うつ病になるひとは絶対に避けられない状況でうつ病になっているケースが殆どです。

しかし、再発を避けるためにはそれは絶対的なものという考えを捨てなければいけないのです。

復職しても過剰な労働を求められた時、何らかの理由で断る意思を持たなければ再発は免れない

のです。

「当事者意識研修」では、それが絶対ではなく、自分の意思で結果を変えられるということを

教え、避けられない仕事の失敗を自分の意思で避けられることを示しています。

うつ病になるとどうしても、止むを得ない理由で、高ストレスな環境に自分を置いてしまいます。

避けられない状況で過労死するのか、うつ病になるのかの選択ではなく、その仕事を受けない、

受けようとする会社を止める、そこまで広く見ることが大事です。

パワハラ上司の要望を叶えることに執着するのではなく、会社に訴える、その上司の命令を無視

する、ズル休みするなども選択肢なのです。

選択の基準はひとそれぞれです。

私ならば、再発しない、勤め続ける、他人とぶつからないなどが基準になります。

そのためには残業はあまりしない、休出はしない、過度な責任は負わない、感情的な言動は慎む、

昇進はあまり望まない、関係者との心理的な衝突は避ける、結果よりも活動を重視するなどです。

そして何よりも自分自身の健康を第一に考えます。

結局、自分が会社に行き続けることが家族にも会社にも自分にも大事なことだからです。

もっとわかりやすくすると会社の評価と自分の健康とどちらが大事ですか。

自分のプライドと家族の安心とどちらが大事ですか。

このままでは病気になるとわかっているのに環境を変えないのか、周りの評価が下がっても

生活パターンを見直すのか、長期的に見ることが重要です。

あなたは究極の選択が見えていますか。

そしてそれは後悔しないものですか。

あなたは、たまたま入った会社でたまたま担当した仕事のことでほんの少し評価されること

だけを夢見てこの世に生まれてきたのでしょうか。

人生を幸せに生きるために最善の選択をしてください。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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