うつ病から復職した自分の経験を生かし同じ病気で悩む人の力になりたいと思い、ブログを書くことにしました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記
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「 2010年03月 」 の記事一覧
3001番目の男
休職中、自分の無能さを嘆き考えた自分の立場を表すもの。 それが3001番目の男でした。 当時の会社の従業員数はちょうど3000名。 いやらしい考えで私より無能だと思っていた人間を数えていましたが、結局彼らはしっかりと サラリーマン人生を進み、責任も果たしているので自分よりも上だ。 自分はそのサラリーマンとしての枠組みから落ちこぼれた3001番目の男と認識して また落ち込んだ覚えがあります。 今まで上から数えたほうが早いという自惚れの中20年近くサラリーマン生活をすごしてきた のに誰あろうその不実を暴いたのは自分自身だった。 呆れ返り、ただただ自分を笑うしかなかった。 なぜ、あれ程の自信があったのだろうか不思議でしょうがない。 たまさかの成功を実力と過大に評価して自惚れまくっていた、そのツケが一気に吹き上がり 今の状況になっただけだと思った。 身から出たサビ、しかも出直しができないところまで追い詰められてしまったのです。 あれから8年、今では部下も数名おり、会社からも認められつつあるのかと思っています。 しかし、ここから落ちる怖さもあり、周りとの調和を大事に、部下の能力を最大限に伸ばす そんな仕事での人間関係を大事にしようと思っています。 昔は、なんでも自分が仕切る、責任を独占する、部下は私の考えをその通り実行すれば良い さながら独裁政治のようでしたね。 こんな人間なのでうつ病になって良かったと思ってしまうのです。 誰に言われても性格を改善できなかった私には良い薬でした。 みなさんもうつ病で苦しんだのだから何か得るものを手に入れましょう。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]() スポンサーサイト
テーマ:ひとりごと - ジャンル:心と身体 思うほど不幸ではない
うつ病は自分が思うほど不幸ではないと今だからこそ感じています。 うつ病で休職しているときは最悪でしたし、自分の存在さえ疑っていました。 でも、体の一部がなくなってしまう訳でも、命を奪われることもなく済んでしまいます。 ただ、最悪の状況を嘆いて最悪の選択をしなければ。 辞めなくて良いのに辞めてしまう。 離婚しなくて良いのに離婚してしまう。 やけになって取り返しの出来ないことをしてしまう。 自分の心や体を傷つけてしまう。 自分の大事な人を傷つけてしまう。 こんなことをすると取り返しの出来ないことになってしまいます。 もっと言ってしまえば、精神的なダメージがあまりにも強いので身も心も参ってしまう。 けれども、極端な話、それだけのことです。 うつ病はたいした病気ではない。 こんなふうに言うと批判されそうですが、治ってしまえば本当にそう思えてしまうものです。 極端に言えば、うつ病という詐欺師に不幸だと思わされているだけです。 ただ、その詐欺行為が巧妙で長い間騙されてしまうことがままあります。 でも、癌のように胃を奪ったり、肺を奪ったりする訳ではありません。 この詐欺行為にいかに早く気づくか、そして正していくかということです。 取り留めのない話で済みません。 とにかく負けないでうつ病と戦って欲しいと思います。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:心の持ち方 - ジャンル:心と身体 復職後の生き方
復職後の生き方、大袈裟な表題ですが私なりの考えをお伝えします。 私は2年間の休職を経て、その後しばらくはセミナーや展示会の裏方、そして裏方に 嫌気がさしたときに時に、企業向けブログ・SNSの販売促進の応援という仕事の機会を 得ることになります。 年齢は45歳、ブログ・SNS未体験、同期は営業部長。 ERPなど自分の経験を生かせるならまだしも、こんなつまらないことをなぜおれが。 そういう気持ちが大半を占めていましたが、裏方はもう飽き飽きしていたので少しでも 日のあたる場所に出たいという気持ちで引き受け、そして極めて行こう。 同期と違って管理職としての仕事が無い代りに販促活動に時間を掛けることはできる。 逆説的に考えれば、こんな年寄りがブログ・SNSなんて若者向きの仕事ができるなんて 幸せなことだと思い勉強をスタート。 ほどなく、開発もとのベンチャー企業の若いお兄ちゃん、お姉ちゃんに教えを請いながら お客様へ提案やデモンストレーションを実施できるようになりました。 するとお客様の女性担当者からmixと何が違うんですか?と言われ困る場面が数回。 mixについてまったく知識が無かったからです。 そこでmixを始めますが同年齢で使っている人は少なく、面白くもなんとも無い状況が 数ヶ月続いて一念発起、ミクトモも100名前後まで増やし、オフ会参加など十分に 堪能することができました。 そんなある日、椎間板ヘルニアになり、4ヶ月間に20日程布団からでることも ままならず家での暇つぶしに始めたのがこのブログなのです。 その後はまた違うソリューションの勉強とお客様調査を経て、昨年から7年振りにブログの サブタイトルになっておりますIT営業マンに復帰しました。 7年前にもうすぐ部長という状況でしたのでまっさかさまに落ちましたが、新しい経験を 結果的にはたくさんすることができて、幸運が重なったと思いますが良かったなと今は 思っています。 すでに部長になった同期は社内の上司、部下に挟まれて汲々としています。個人的な スキルはもう何年間も身に付ける暇も使う場もありません。 その時々では大変な思いもしましたが、後から考えると人生というのは良く見えるものだと 私は思います。 負け惜しみというやつですが、負け惜しみ大いに結構です。 軽いうつだからそんなふうに思うと言われる方もいるでしょうが、うつで休職している時は 世の中で自分が最も不幸だと感じたものです。 結婚しなければ良かった、子供がいなければ良かった、心配する親がいなければ良かったと 思いますし、独身の方は逆のことを思うことでしょう。 今は、後悔と絶望で苦しい方もいるでしょうが、いつかは乗り越えられることを望みます。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:心の持ち方 - ジャンル:心と身体 休職への思い
休職、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。 私は出世の行き止まり、精神障害者の認定、なってはいけない状況と思っていました。 でも今は、体や精神が疲れたら休める駆け込み寺みたいに思っています。 私は約2年間休職しましたが、もっと早く休んでいれば復帰も早かったと思います。 休職に対して、サラ金でお金を借りるのと同じような罪悪感を持っていたと思います。 1ヶ月のつもりが3ヶ月経ち、半年経ちと借金が膨れ上がるような気持ちがしたものです。 どんなに体調が悪くても家族を食わせるためには休むわけにはいかない。 あと20年耐え忍ばなければと思ったとき、絶対無理だと思うもう一人の自分がいました。 結局、更に失敗を重ね、人間関係を最悪にしてゴールデンウィークまでがんばれば何とかなる。 そう、ゴールデンウィークまでがんばってもたった10日間で終ってしまうことに初日になって やっと気づいたのです。 10日間の休みは休養にはならず、結局会社へ行く勇気を奪い、出社することができなくなり そのまま休職へ。 毎日、毎日会社へ行っていたら、急に会社へ行くことができなくなることもなく死んでいたかも しれません。 そういう意味では最後に来てラッキーでした。 そして良くならないまま、入院。 これも二重にラッキーでした。 おかげで今までの主治医ともきれいさっぱり決別することができ、質の高い治療を受けることが できたのですからね。 あとから考えるからですが、休職は悪くないと思います。 正直、うつ病は恐ろしい病気です。 両手、両足を骨折したことに匹敵するくらいの大変さです。 しかも、本人にも周りにもそうしたことを気づかせない怖さがあります。 そんな状況で無理をしても怪我の度合いを悪化させるだけです。 早めに休んだほうがずっと回復も早いでしょう。 休職は出世に差し支える? そうかもしれません。 でも出世は生きている人しかできません。 命や体が優先です。 そしてうつ病は心をコントロールします。 あなたがうつ病の状態で考えることは治ったあとはあまり関係ありません。 人間は本来強い生き物です。 だから自分の都合の良いように世の中を渡れるのです。 だから、うつ病になってたくさんのことの本質が見えたり、休職した経験も満更でもない、 そう思えるようになるんです。 うつ病のとき怖いこと、例えば失業、過去に対する後悔、未来への不安などありますが 治ってしまえば思ったほど怖いものではなく、立ち向かわなければと思えるものです。 それはどんな困難があろうとも前向きに明るく生きている人はカッコいいと思うのと 同じことです。 休職はちょっとなまると休息です。 元気になるための準備期間なのです。 復職に失敗しても、早いというのがわかった。 次回はもっとじっくり復職しようと考えることです。 復職の成功も失敗も最後はやってみなければわからないのです。 結果を気にすることはないのです。 それよりも気をつけるのは復帰を焦らないことです。 3ヶ月も半年も1年も同じ休職です。 休める職場の環境があるならば長めをお勧めします。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:心の持ち方 - ジャンル:心と身体 告白
うつ病になった時、調子が悪いことを告白できませんでした。 会社が合併して仲の良かった先輩と別の部門になり、仲の良かった上司も別の部門へ行って しまいました。 部下の半分は新しい部下で、残りの部下には弱みを見せなかったのです。 こうして、誰とも必要最低限もしくは、叱る時にしか会話がない状況に追い込まれていきました。 家内は出産前後で寝る間もないほど疲れていて余計な心配を掛ける事が出来ませんでした。 たまに先輩と社内であっても自分は意識していない中で、元気がない、活躍を聞かないなどと 言われてもあまり実感もわきません。 そうしているうちに、どんどん立場は悪くなり、失敗を繰り返し、上下どちらとの関係も 悪くなっていきました。 次第に失敗のイメージが強くなり、会議の資料を作るのが本当に辛くなりました。 今の状況をなんとかしなければと思うのですが、何のアイデアも浮かばないのです。 間違っていようが、多少無理な作戦だろうが今まではアイデアはありました。 見る見るうちに元気がなくなっていきました。 家に帰ってもみんなの明るい顔を見ていると何も言えなくなりました。 自分は幸せなんだ。この幸せを壊してはいけないんだ。 会社へ行き続けなければいけないんだ。 まだ会社にいっている12月の頃、奥さんから急に電話がかかってきました。 今日、テレビでうつ病の特集をやっていてその症状がパパと同じなんだ。 すぐに医者に行って。 「ああっわかった。」 フラフラしながら2駅先の診療内科へ行きました。 やっぱり結果はうつ病、それもかなり重症と言われました。 結局、その後も体調が悪く、日に日に痩せていきました。 すべて自分が悪いと思っていましたが、やっぱり奥さんには言えませんでした。 休職して、更に痩せて、頭がおかしくなり、最後の最後に「全部、自分が悪かった。諸悪の根源は 自分だった。」と奥さんに告白しました。 そしてこんな人間と結婚させてしまってすまなかったと謝りました。 今、思えば、うつ病の作戦にまんまと引っ掛かり孤立して自分の苦しみ、状況を告げなかった ことがここまで事態を深刻にさせてしまったように思います。 うつの状況で本当のことを言うのは勇気が要りますが、信頼がおける同僚や家族がいれば、 話しておくべきだったなと思っています。 自分の弱さを晒すことも人間らしいことと言えると思います。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:心の持ち方 - ジャンル:心と身体 うつ病のメカニズム
うつ病は本当に不思議な病気です。 そのひとの心の中を見透かして、突かれたくない傷を的確に刺してきます。 心を刺すことができる病気、その存在が理解できないから騙されるのです。 すごく理解しづらい部分なのですが聞いてください。 これは何か医学的なことを前提に言っているのではありませんので私の思い込みかもしれません。 私は、仕事が生きがいでプロ意識が強い営業マンでした。 自分にも他人にも厳しい人間で努力をしない人間を徹底的に攻撃したりしていました。 努力に努力を重ね、常に上を目指していました。 名プレーヤーだけれども名監督ではない(自分で言うか)。 営業マンとしては優秀だが、部長に必要な人脈や人望をまったく持たない人間でした。 合併や部下が増えて今までの経験が生かせなくなり、仕事量も数倍に増えて、それでも自分で 更に上をめざすべく、高い目標とハードルを自分に課すことで成長できると信じていました。 そうした高負荷をかけ続けることで、とうとう耐え切れなくなりうつ病を発症しました。 うつ病はこのまま働き続けると生命を失う、もしくは人間性を失うなど、そんな状況から宿主を 救うために取る自己防衛本能なのです。 具体的には働く気持ちを奪う、活動を不活発にするなどの行動に出ます。 その具体的手段は脳の中にあるそのひとの弱みを突くことなのです。 私の場合は、仕事熱心で自分にも他人にも厳しい点でした。 ここを徹底的に突くのです。 仕事に不真面目とはいえ、相手を罵るように責めるのは人として許されないことだ。 この点を巧妙な錯覚を交えながら突いてくるのです。 今までの良い実績は偶然でまったく能力のない自分でありながら厚顔無恥にして有能だと 誤解して人を馬鹿にしてきたお前は地獄に落ちろと言われるのです。 自分の弱いところを自分が責めるわけですから巧妙この上ないのです。 病気がこんなことをするということが理解できないのですっかり騙されて2年も休職しました。 この仕組みを理解できると私と同じようなタイプのうつ病の方は早く抜け出すことができると 思います。 これは私の持論なので医学的な根拠はまったくありません。 でも、こう考えると辻褄が合うんですよね。 今回は難しい話でした。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:うつと暮らす - ジャンル:心と身体 頂上をめざす
頂上をめざす。って何?と思われるでしょう。 うつ病になりやすい人というのは自分により高い目標を設定してそこに到達することに 喜びを感じるタイプが多いと思います。 休職してきた後輩がよく言う言葉は「早く、よくなって迷惑を掛けた分を取り返さなければ」 また、1年ぶりに復職したけれど仕事がなく居場所がない感じがしていたたまれない。 仕事があってもなくても自分を追い込んでしまうのです。 山を登っていたら、うつ病で麓まで転がり落ちてやっと2合目まで来たら頂上に向かっている 同期に追いつかなければと頂上をめざします。 頂上に登りきらなければいけない、ダメだという脅迫観念に襲われているのです。 もう一歩も登れないといって自分を責め、歩くのが遅いと言って嘆き、苦しむ。 富士山に登る場合、頂上以外意味がないのでしょうか。 5合目でも3合目でも山を楽しむことはできます。 花を見たり、景色を見たり、お弁当を食べたり、絵を描いたり、富士山の楽しみはたくさんあります。 まして、復職できたということは2合目、もしくは3合目まで来たことになるのです。 頂上を見るのもいいですが、ここまで来た自分の努力、苦しい峠を越えてきた力、 それらを振り返って見てはどうでしょうか。 私は苦しいとき、休職前後の苦しかったことを考えます。 あんなに苦しい時間を乗り越えてきたんだという事実を本当に噛み締めます。 すると今の苦しみなんて取るに足らないと勇気と余裕が生まれます。 今、復職直後で苦しんでいる方もたくさんいることと思いますが、頂上をめざすだけが 人生ではありません。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:心の持ち方 - ジャンル:心と身体 責任感と言う無責任
私は自分の復職経験、他人の復職を見ていて思うことがあります。 それはみなさん共通していることですが責任感が強いということです。 ある人は休んで迷惑を掛けた分、恩返しをしなければと言いますし、 ある人は役職に負けない仕事をしなければと言いますし、 ある人は休んで遅れた分を取り返さなければと言います。 当然、無理を承知でがんばり、果ては再度休職するわけです。 これってがんばっていることになるんでしょうか? 責任を持っているということなんでしょうか? 再度休職するということは止むを得ないことです。 出社してみないとやれるかどうかわからないのですから。 でも、病気になって、そのために休職して、心も体も疲弊しているのに、100%治っていない のに無理をして出社するわけです。 本来の仕事をする能力をもってしても病気になったのに、50%とか70%の能力で職場に戻って 120%働いたら再発するのは明らかです。 仕事うつは仕事をこれ以上すると死んでしまうかもしれないと体が感じると自衛策として発症する。 そんな風に私は思っています。 病気になる危険性を顧みないで復職後すぐにがんばるのは、とても無責任だと思います。 再発すれば職場のみんなにも、そして誰よりも大切な家族に対して無責任です。 また、うつ病のひとは実は自己中心的だと思います。 仕事の出来る上司、仕事の出来る仲間、尊敬できる父親、頼りになる先輩、そう思われることを大事に しています。 健康な時は、それも良いことだと思いますが、一度ちゃらんぽらんな人間を演じきってみては どうでしょう。 私は「課長 島耕作」ではなく「釣りバカ日誌」の「ハマちゃん」をイメージしています。 あのひとは仕事は出来るけれど息が詰まると言われているかも知れません。 あのひとはいい加減に見えるけれど、チームをまとめたり、職場を明るくしたりしているね。 みんなが神経を使うよりもみんなが安心できるような雰囲気をつくる。 そんなひとになりたいと思っています。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:ひとりごと - ジャンル:心と身体 重病の方がうらやましいと思った時
このような表題をつけてごめんなさい。 この理由を説明させてください。 私は神経科へ入院してその後退院しましたが、決して改善した訳ではありませんでした。 もう自分には完全に失望してしまい、できることならば消えてしまいたいと思っていました。 しかし、母親からも奥さんからも「親がそうすることは子供に自分が原因だと思わせることなのよ」 そう言われても、がんばろうとも思えず、消えることも許されない。 どうしたら良いんだろうと思いながらドラマを見ていると、主人公の父親が癌で余命3ヶ月です と医者から宣告されている場面を見たときに冒頭の「癌で亡くなる患者さんがうらやましい。」 あと、3ヶ月でこの現実から消え去ることができるなんて。 病気なんだから家族も納得してくれるし、世間体も悪くない。 こんな罰当たりのことを考えて、次にうまく交通事故で消えられないだろうかと考え始めました。 でも相手の人が可哀想だから交通ルールを守らないような悪い人に衝突したいなんて思いました。 ただ、一気に消えられれば良いですが、大怪我をして下半身不随で生き残ったらどうしようなんて 考えて実行することはありませんでした。 とにかく、世の中すべてがうらやましく思えるのです。 それに比べて自分はなんてだめなんだろうと考えてしまうわけです。 復職を果たしてからはそんな考え方はまったくしなくなりました。 今回言いたかったのは今が最悪と思っているかもしれないですが、本当はそれほどの状況でも ないのです。 これはうつ病の歪んだ見方で物事を判断しているからなのです。 そして歪んでいることがわからなくなるのです。 自分では論理的に考えて復職できないと判断していても、歪みが取れれば復職できると思えるのです。 周りの人はそのことを知っています。 歪みが取れれば治るはずなのにと。 周りの人が心配しているのは歪んだ見方が取れるかどうかです。 うつ病は脳という体の一部がストレス等で疲れてしまい、ストライキを起こしているようなものです。 焦れば焦るほど、脳は疲れを増していきます。 何をすれば、のんびりした雰囲気になれるのか工夫してください。 脳を休ませることができれば、治りは早まると思います。 映画でも、本でもスポーツでも良いと思います。 仕事うつならば、仕事のことを考えないように何か好きなことをするべきです。 家族のみなさんも大変ですが、本人の気持ちがゆったりできるよう、焦らずに見守ってあげてください。 最後に当初の表題は行き過ぎでしたので訂正させていただきました。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体 このブログの使用上の注意
さて、「このブログの使用上の注意」について記事にします。 ふざけていると思われるかもしれませんが真面目に書かなければいけません。 最近、色々な方から良いことばかり書いて無責任だとか、うつ病に関する知識が正しくない。 そんな指摘を受けています。 数件のコメントがあるということは潜在的にそう思って不快に感じていらっしゃる方も多いのか と思います。 そこで今回の記事になったわけです。 このブログで私が書きたいことをまとめました。 私はうつ病になった時、本当に精神的にも参っただけでなく、不眠症、電車に乗れない、 ピカチュウを見て失神寸前、お灸の煙に耐えられなくなり、歩くこともままならず、薬の見分けも つかなくなり、幻覚を見た挙句、ついに失神、1ヶ月半神経科に入院、2年間の休職、 その間、果てることのない後悔と将来にまったく望みを無くしていました。 当時は気がつくとコンピュータ画面を見ることさえも気持ちが悪く、できなくなっていました。 自動販売機についたモニタもテレビ画面も見られない、CDさえ、下手なバイオリンの音に聞こえる。 そんな状態から立ち直るまで、悩み、苦しみ、惨めな思いを幾度となくしました。 少し治った時に当時はブログもなくて個人のホームページを探索していました。 うつ病は100%治るという内容を探しているうちに、どんどん不安が増していきました。 理由は治るページを探していたのに、実は治らない内容に気持ちを奪われていたのです。 その時に、もっと明るい気持ちになれる内容が欲しいと感じました。 それから治るまでに経験の中から学んだ、気持ちが楽になる考え方、行動などをブログに 書き始めました。 医学的にみて適切でないという指摘もあるのですが、医学的に正しいことを求められても そのような知識もありません。 また、医学が正しければこんなにうつ病で苦しむひともいないと思います。 それに医者の知識はうつ病になったことがないひとの知識であり、内側から見た知識ならば 負けないと考えています。 このブログは仕事のことで、うつ病になって、本当は治るのに勇気がなくて前に進めない。 そんなひとを対象としています。 だから内容も偏っています。 医学の知識はあまりない私の体験をもとに書いているんです。 それでも良い、役に立つと思う方だけ読んでください。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:ひとりごと - ジャンル:心と身体 うつ病の治らない可能性
うつ病の治癒率を調べると50%から80%くらいなのだそうです。 ただし、これは本人が治らないといっている回答数なので期間が少ない人も含まれます。 確かに治りにくいひとはいるのですが癌や糖尿病と比べれば格段に治りやすいと言えます。 前述の治癒率は大変な努力を重ねた方と殆ど努力をしなかった方が含まれています。 治らないと言うひとに聞きたいのですが、その根拠です。 主治医にそう言われたからという方もいるでしょう。 でも、その主治医の言うこと信じて良いの?と私は思います。 治らないと言われても信じないで努力する人もいるのでは? 治らないと言われたけれど治った人もいるのでは? 本当は治るのに薬との相性が悪いために治らない人もいるのでは? 99%治らないからと言われて治ったひともいるのでは? 治癒率が50%だとしても、工夫したら治るのでは? そう思って努力しちゃいけないんだろうか。 主治医を代えたら絶対に治るから、がんばりましょうと言われるかもしれません。 100%治らないと証明された訳ではないんだったら、絶対治らないと言うことが 私には理解できない。 癌のように治らなければ死んでしまうわけではない。 私は、うつ病はどんなひとでも治る可能性はあると思います。 私も闘病中は治る可能性なんて殆どないと思っていました。 でも死にそうになりながら、生き残って、時間は掛かったけれど普通に生活しています。 あの頃、治る可能性が実感できればどんなに救われたかわかりません。 私は、ちゃんと治療してさえいれば治るものと思っています。 実際は100%治る病気などありません。 風邪をひいただけでも死んでしまう人もいるのです。 生きているだけでもかなり幸運だとも言えます。 私は前向きに生きて結果が悪ければ納得できると思っています。 これからもそういう前向きを前提にブログを書くつもりです。 前向きに成りたくない人は私のブログは参考になりません。 治らなくて苦しんでいる方のブログに行ってください。 私は復帰したい人を助けたいのであって、うつ病を治したくない人に掛ける言葉は知りません。 ちょっと極端ですが許してください。 私の力は小さいので、自力で助かりたい人の背中をちょっと押すだけなんです。 うつ病には負けたくない人、一緒に勝つ方法を考えましょう。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 そして、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体 病院を替える是非
先日、ある方から病院を替えるべきか質問がありました。 プロではないので参考程度に聞いてください。 私は医師は替えた方が良いと思っています。 すべてのひとに言っているわけではありません。 ただ、長期にわたって病状が改善されないならばセカンドオピニオンで良いので探したほうが良い と思います。 癌のような病気であればいくつかの医者をまわると思うのですがうつ病の場合、最初の医者に行く のも非常につらい、屈辱的なものだというのが共通した認識だと思います。 実際、わたし自身も電車で2駅で駅から近くて会社の帰りに寄れるところという理由で心療内科を 決めています。 それでもうつ病の症状が軽くて処方された薬が合えば問題ありません。 更に改善していくのが実感できるのであれば病院を代える必要はありません。 主治医に言われたことですが、うつ病の薬というのは何種類もあって自分に合うものと合わない ものがあります。 心療内科でもいくつかは扱っているわけですが、その中にあなたに合うものがなければ改善は 難しい可能性があります。 わたしの場合、症状が重く倒れてしまいしようがなく総合病院の神経内科に入院してしまった ために図らずも病院を代わってしまったわけです。 いわゆる精神病院と言われるものです。 入院したのは幻覚に襲われたり、まったく眠れない状態が1週間以上続いたり、食事も取れず、 臭いや音に過敏に反応してしまったり、自分を傷つけるようなことを言ったりしていたためです。 病院の神経内科で良いのは、薬を飲んで2、3日すると血液検査をして薬が吸収されているかを 調べてくれます。 同じように日をおいて担当の医師がカウンセリングをします。あわせて家族からも状況を聞き、 今の精神状態や健康状態を確認していきます。 また、本当にうつ病なのか脳のMRI(輪切りの断面図)を撮り、腫瘍などがないか検査して くれます。 そして2、3週間して薬の効き目が見られるかどうか判断して他の薬に切り替えていきます。 また、家にいると家族に申し訳ない気持ちになっていたこともあり、入院生活のほうが良かった かなと言う気持ちもありました。 集団生活の中で友達も何人もできました。 ですのでたいへんなことには違いありませんが今では良い経験だったと思います。 わたしくらい病状が悪ければ病院を代えられますが、そこまでいかないがあまり良くならない方も 多いと思います。 うつ病の状態で病院を代えるのは勇気のいることですが検討される価値はあると思います。 また、他に1年周期で長期に休まれるということで、それならばいっそ治るまで長期に休むべきかと 質問をいただきましたが、これはどうすべきか答えがありません。 原因を良く検討されてから医師と話されるべきかと思います。 また、うつ病は自分を客観的にも論理的にも見られない病気です。 また、奥さんや家族には気を使って本当のことを言わないケースもあると思います。 ですので医師からのアドバイスはできるだけ一緒に聞いて、ご主人の本音、医師の考えを良く見て あげてください。 医師は替えられますが、替えられない夫婦や家族間での壁が出来ないようにすることが大事です。 だんなさんはあなたを不幸にする気がして本当の事を言っていないかも知れません。 聞いてみると病気のせいで思い込んでいるだけでたいしたことではないこともあります。 私の場合は、「自分は本当にひどい人間だ。能力も無い。もう二度とみんなに合わせる顔がない」 でした。 でも、奥さんは「そんなことない」「あなたを選んだ私に見る目がなかったことになる」などなど 聞いているだけでイライラしそうな私の話を聞き、私の存在を肯定してくれました。 そうした心の引っ掛かりを取り除いてあげることも大事です。 正体のわからない不安を抱えるくらいならば、良く話を聞いて共有し、いっしょに解決して あげてください。 私からのアドバイスは以上です。 もう一度自分たちにとって何が良い道か考えてくださいね。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 そして、少しのひとに共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体 うつ病は治らない
最初に言っておきますが、これは私の今までの知識や経験によるもので絶対ではありません。 まず、うつ病は治らない。そう思っていますか? 私もそう思っていました。でも今は違います。 うつ病は適切な治療と療養を続ければ治ると思います。 なかなか治らないひとは治らない環境にいます。 もっとも治らない理由は薬が自分に合っていないことによるものです。 私は当初、心療内科に通院していましたが良くなるどころか次第に悪くなっていきました。 効果が出ないどころか、薬の量はどんどん増えて睡眠障害もひどくなる一方でした。 常に動悸がして、頓服薬を飲んでも眠れない状況でした。 そして、ピカチューを見て目の前が暗くなりました。 一時期問題になった子供が失神してしまうやつです。 そして救急車で運ばれて神経科へ入院。 これが結果的にその後の回復への道を歩んだきっかけになるのです。 病院ではいく種類もの薬を服用、数日毎に血液検査と面談により薬の効き具合を確認して くれました。 それでも試す薬がほとんどなくなり、薬は合わないという結論に行き着く寸前、なんとか自分に 合うであろう薬とめぐり合えました。 もし薬が合わない場合は電気治療というのがあるんです。 脳に電極を当てて高圧電流のようなものを流すのです。 入院中にも2人くらいこの電気手術を受けていました。 また、入院は俗世間からも家族からも離れることで当時の私には大きな休息になりました。 入院は一ヶ月半、それからも自宅へは帰らず、しばらく実家にいました。 こうして薬と睡眠は取れるようになりました。 まあ、それからも夢も希望もなかったけれど。 でも、もし自分になにかあったら子供や奥さん、そして親を悲しませることはできませんでした。 残された家族のことを考えれば生きていくことしかありませんでした。 当時は苦しい選択だったけれど自暴自棄にはなれませんでした。 治ろうとする意思と再発しないために何が大事か考えることができれば、良いと思います。 たとえ治らなくても、治ろうとする姿勢は家族への感謝だと思います。 この世にいない家族であろうともです。 とにかく、ふてくされて生きるよりも治ると信じて生きていくひたむきな姿は美しい。 わからないひとは17歳までひたむきに生きた「アシュリー」を読んでね。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 そして、少しのひとに共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
テーマ:心の持ち方 - ジャンル:心と身体 再発しない工夫
うつ病は再発率の高い病気と言われて常にその恐怖に耐えながら生活しているひとも多いだろう。 私もこれまで多少、危なっかしい感じはあったが再発と思えるものはなかった。 再発してしまうひとの傾向として思うのはまじめでがんばり屋さん、休職してもその分を取り 戻そうとする、周りからも頼られるとその期待を裏切れない。 そんなひとは危ないと思います。 もともとうつ病は強いストレスから逃げるという防衛本能のようなものと私は理解しています。 同じストレスを与えれば元の木阿弥、再発するのも道理です。 私はひどいうつ病で2年近くも休職していましたし、復職してからもフラフラの状況で 仕事はできないし、能力はないし、愛想はないしで頼られもしないし、期待もされませんでした。 だから、大丈夫だったのかなと思います。 休職期間が短く、期待を裏切らない性格のひとは特に危ない気がします。 再発しないコツはまずはがんばらないこと。 期待は裏切ること。 つらいでしょうが自分のプライドではなく大事な家族や自分を守るためです。 無理して再発したらみんなが不幸になります。 まず一年、あまり動かないでじっくり会社になれて行きましょう。 言うまでもありませんが、最後は自分の判断です。 ここまで読んでくれてありがとうございます。 いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。 そして、少しのひとに共感して欲しいです。 そして本当に良いと思ったら下のうつ病ボタンを押してくださいね。 また、なにか、聞いてみたいテーマありましたらコメントでリクエストしてください。 ![]()
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