いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記 2009年10月 いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記
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うつ病から復職した自分の経験を生かし同じ病気で悩む人の力になりたいと思い、ブログを書くことにしました。
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いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記
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プロフィール

中田健

Author:中田健
                       現在50才でIT系企業の営業と販売促進を担当しています。41才の時にうつ病になり、入院もしましたが約2年間休職した後に無事復職、現在に至ります。
 本々は営業マンで20年順調に過ごしていましたが、職場が変わったり部下が増えたりとストレスの多い環境だったと思います。
 今はすっかり良くなったのでうつ病を早く治す考え方などをブログで伝えています。

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2009.10.31 Sat
後輩を助けたいのだけれど・・・その3、うれしい誤算
昨日、私にとっては、とてもうれしいことがありました。

前回助けたいと言っていた後輩とは明日会う約束をしています。

それとはまったく別のうれしい誤算がありました。

うつを発症し休職前の私は周りとはまったくうまくいかず、追い詰められた厳しさから

部下を叱責する毎日でした。

そして当時最も対応がうまくいかず私の申し訳ないという後悔の対象だった元部下と

5年ぶりに会話をしました。

10月の異動で近くの部署に異動した元部下は正直苦手な存在でした。

しかし、彼自身もその後うつ病を患い、休職、営業からスタッフに移り苦悩している

様子だったので死ぬほどの勇気を振り絞って声を掛けました。

意外なほどふたりの会話はスムーズでお互いの苦労を語り合いました。

病気のことや彼が再び営業に復帰するつもりであることなどを聞かせてもらいました。

お互いの苦労を理解しあった実感があり、以前感じた疎外感は微塵もありませんでした。

一時間程話していつでも相談に乗るので言って欲しいと伝えることが素直な気持ちで

できました。

気持ちが通じ合った満足感があり、涙が出そうでした。

同じフロアでもあるので今後は良き理解者として接することができればと思います。

5年前に彼にしてきた仕打ちを後悔して海のそばの丘の上で手を合わせて謝ったことを

思い出します(本人の前ではなく神社でお参りをするようなスタイルで)。

うつ病は本当に恐ろしいと思う反面、素直になれば道は開けると改めて実感しました。

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2009.10.29 Thu
マイナス思考の極み
うつの時の思考はすべてマイナス思考でした。

今でも思い出すのは星占いです。

もともと私は星占いの良し悪しはさして気に留めないほうでした。

でも、うつになっていたころはテレビで星占いを見るのが厭でした。

テレビを見ていても星占いの時間になると家族の中で席をはずしていました。

星占いでアンラッキーなだけで落ち込んでしまうのです。

今考えると滑稽ですが、それほど参っていたんです。

当時もそれが情けないことのように思え、平静を装ってテレビの前に座るのですが

なぜかアンラッキーが多く、落ち込むことが多かったのです。

こんなことを考えているのは私だけかもしれません。

今は星占いの結果なんてなんとも思っていませんけれどね(笑)。

これは一例ですがうつのあなたがとても悪いことのように思っていることも

意外とたいしたことではないのではないでしょうか。

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2009.10.27 Tue
うつを始めとする病気に悩むひとを助けたい
先週、2回にわたって「後輩を助けたいのだけれど・・」という記事を書きました。

みなさんからたくさんのコメントをもらいました。

どれもこれも積極的に助けたほうが良いというものでした。

本人の精神状態によっては受け入れられないかもしれないと心配していましたが

アドバイスの直接的な効果よりも助けたいという気持ちを伝えることが大事だと

改めて確認できました。

また、この記事を掲載してからランキングも急上昇したことを見るとコメントはしなかった

けれど共感してくれたひとも多かったと思っています。

そこで提案なんですけれどこの記事を読んだ人は周りにいるうつ病の人に手を差し伸べて

欲しいと思います。

口下手な人は、もし良かったらですがこのブログを薦めてくれるとか

そのひとの状況にあった記事を渡してくれても良いと思います。

また、ランキングにある他の方の記事でも良いので助けになるようなものを薦めて

あげましょうよ。

そうして助けてあげることが自分自身の心の豊かさになり、再発しない自信に繋がると

思うのです。

もちろん、自分が治るかどうかフラフラしている状況でやる必要はないですからね。

このブログの読者は誰よりも同じ病気の人を助けたいという気持ちは強いはずですから。

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2009.10.26 Mon
営業マンに戻りました。
プロフィールには書いていましたが、私はこの7年間、IT営業ではありませんでした。

営業活動の中でうつになって休職してスタッフになって販促になりました。

そして今月からついに営業マンに復帰です。

それも半分だけ。

販促半分、営業半分というポジションです。

自分にとっては怖いという感情はもうありません。

少しずつ営業マン復帰の道を歩んできたようなものです。

やっぱり社内調整よりもお客さんとの交渉のほうが自分には向いている。

今はそう思っています。

また、年齢的にもガンガン行く年ではないので焦らずじっくり行きたいと思います。

周りもこんなロートルには期待していないので、少しがんばれば驚くことでしょう。

本音ではまだまだ若いやつらには負けませんが、ウサギとカメのカメ作戦で

のんびり行くけれどいつの間にか先頭を取る。

そんな気持ちでやるつもりです。

結構わくわくするのは悪い気分ではありません。

まあ、営業に戻るのに7年も掛かったの?と思うのも良し、

7年経ってもまた営業に戻れるんだと思うも良し、

今、苦しんでいるあなた。

焦る必要は無いんですよ。

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2009.10.24 Sat
後輩を助けたいのだけれど・・その2
昨日はたくさんのコメントとランキングボタンのたくさんのクリックありがとうございました。

さて、本題の休職した後輩への面談ですが、この件について皆さんからたくさんの

行うべしという意見ありがとうございます。

経験者からのアドバイスは意味があるのではないかという意見が多く、私はそういう意味では

正に適任ですからね(笑)。

内容が気になる方は昨日の記事とコメント欄見てください。

後輩にとって迷惑ではないかなと気にしていましたがとにかくやってみます。

もう迷いません。

少なくとも君は良い奴で、私は心配していることをきちんと伝えたいと思います。

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2009.10.23 Fri
後輩を助けたいのだけれど・・・
うつ病のひとが周りにいると助けたい。

そう思うのは誰にもある気持ちだと思います。

しかし、どうしてもうつを経験したことのないひとには難しいことです。

朝起きられないなどと聞くと自覚の問題と考えますし、もっと前向きに考えろなどと

ついつい言ってしまいます。

そして本人は更に自分を責めるようになり立ち直れなくなってしまいます。

それでは経験者ならば簡単かというとこれも難しい面があります。

私もブログでは好きなことを言っていますが知り合いには逆に話せ
ないこともあります。

また、どんなに良いアドバイスをしても受付けない時期があることもわかっているので

タイミングを計ったり、相手が相談してくれたりすると助けやすくなります。

そんな中、復職したのに、危なっかしい後輩がいるのですが、最近また休職してしまいました。

危なっかしいけれど会社に出てきているうちに話しをすれば良かったと悔やんでいます。

本当の後悔はしたくないので彼の上司に連絡先を聞きに行きました。

上司もできる限りのことをしてくれているのですが彼の心の中が見えず、困っていたところ

だと言っていました。

連絡を取っても良いか本人に聞いてくれることになりましたが実現するかどうかは

まだわからない状況です。

私がしようとしていることは治った人間が治っていない人間に反感を買うだけかも

しれませんので躊躇している部分もあります。

でも、もしこのまま彼が退職してしまったら後悔するのでコンタクトを取ってみるつもりです。

話しが通じるかどうかわかりませんがどうしても伝えたいことがあります。

「おまえは良い奴だよ。いっしょに仕事をしたり飲みにいった俺にはよくわかる。

だから心配だし治って欲しい。それだけはわかってくれ。」

自分が休職していた時に、心の支えになったのは友人からのメールやゴルフへの誘い

など心配して待っているんだというメッセージだったと思います。

それが伝えられればと願っています。

少し時間は掛かりますが、この結果もブログで報告させていただきますね。

最近コメントたくさんもらうようになりました。

また、昨日はうつ病ボタンを押してくださいというストレートな要求を約20名の方が

聞き入れてくれたようで感謝しています。

本日も本当に良かったと思っていただけましたら押してください。

たくさんのひとに読んでもらいたいので是非お願いします。

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2009.10.22 Thu
あなたは悪くない
うつ病に良くある症状としては自分が悪いと思うことです。

それもなんとなくではなく、ちゃんとした理由があってのことです。

あなたは自分が悪いと思います。

なぜならば、能力不足で失敗した、気が付かないためにトラブルを引き起こした。

まだまだありますが、それをあげて行くと一晩掛かってしまいます。

これがうつ病のせいならば理由が明確であるはずがないとあなたは思います。

うつ病は考え方を変えると自己防衛本能みたいなもので、納期が厳しく、難しい仕事を

続けていると体を壊したり、場合によっては過労死してしまいます。

それを避けるために仕事からあなたを遠ざけようとします。

その方法が、ネガティブな思考と、頭の回転を遅くすることです。

このようにされるとあなたは当然会社に行くのが辛くなる訳です。

そしてこの巧妙なアプローチに気付かないで罠に落ちていくのです。

極端な話し、あなたが考えているすべての悪いことはうつ病が生んでいると考えて

間違いありません。

本当にそうなのか?

信じられないと思うでしょう。

でも本当に治ってしまえば簡単に今の悩みは解決してしまいます。

例えば、交通事故にあってマイカーが大破したらうつ病の人は死にそうなほど後悔します。

なぜ、車で出かけたのか。

なぜ、あの道を通ったのか。

少なくとももう少し減速していれば。

でも治ってしまえば2,3日は落ち込みますが、

ひとや車に当てたわけではなく自損だから良かったと考えます。

こんな具合にどんな悩みも、解決してしまうのです。

割り切る。

達観する。

笑って諦める。

どうしても過去の後悔や将来の不安を解決しようとしてしまうのですが

はっきり行って、うつ病とはこういう病気なのです。

最近コメントたくさんもらうようになりました。

ありがとうございます。

みなさんためになると言ってくれますが、せっかくなので読者を増やしたいと思っています。

そこでお願いですが下のうつ病ボタン押してランクアップさせてください。

よろしくお願いします。

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2009.10.19 Mon
うつ病は治らないもの
「うつ病は治らない」、または「うつ病は治る」と入力してここまでたどり着いた方は相当うつに支配されていると思います。

うつ病の不思議なところは今までの自分にはあり得ない様な失敗をしていまったり不運が重なると感じているのではないでしょうか。

まるでうつ病は自分がどうすれば苦しむかを知り尽くしているかのような出来事を次々と起していきます。

そして今もうつは治らないのではないかと不安になり、「うつは治らない」と入力して治らないと書かれたHPやブログを探しているんです。

そしてそのようなページを探してもっと不安になるように自分を追い込んでいるんです。

しかし、それこそがうつの症状なのです。

会社にいけないかも知れない。外に出られないかも知れない。

休職期間が終わっても治らないでそのまま自然退職になるかも知れない。

そうすると転職先を探さなければいけないかも知れない。

でもこんな状態では再就職なんか出来ないかも知れない。

するとマンションのローンが払えず出て行かなければいけないかも知れない。

家族がみんな不幸になりかも知れない。

いっそのこと死んだほうがましかも知れない。

自分が死んだら残された家族は不幸になるかも知れない。

だけど自分は今の不幸には耐えられそうもない。

ふと新聞を見ると国内工場を閉鎖、従業員をリストラ、自殺の記事、うつ病の文字、なんで今までこんな記事出ていなかったのに。

どうして急にこんなニュースばかりが出てくるのだろう。

恐ろしくて新聞も読めなくなりました。

でもこれはうつ病と言う病気の症状ですから、治ってくれば自然に気にならなくなってきます。

仮に休職期間が終わってしまっても、治ってしまえばなんとかなります。

上に書かれた不安があってまったく疑う余地がないと本気で思っているかもしれませんが、それこそうつ病の思う壺です。

半年後や一年後を想像するからいけないんです。

明日大丈夫ならばそれで良いんです。

そして明日になったら明後日のことを考えれば良いんです。

今日はテレビを見て笑いましょう。

明日は映画を見て泣きましょう。

明後日は図書館で本でも借りてきましょう。

ひとは生きるために働くのであって働くために生きるわけではありません。

半年先に死んでしまおうかなんて考えずに死ぬまで生きれば良いのです。

あなたが余計なプライドを捨てることが出来れば、人生を楽しむことができればうつ病は治ると思います。

今日もつたないブログ記事読んでいただきありがとうございます。

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2009.10.19 Mon
うつ病から逃れるための死は許されるか
昨日、先輩社員の告別式に出席しました。

52歳でしたが、若くてハンサム、物腰も柔らかくモテルタイプでした。

喉頭がんで亡くなったそうですが、相当苦しまれた様子で生前の若さは微塵もありませんでした。

まだまだ生きたかったでしょうに無念だったことでしょう。

8月にも女性で44歳で亡くなった後輩がいました。

彼女は乳がんでしたが気丈に手術を受け、復帰できる日を目標に一生懸命に治療に

励んでいました。

仕事熱心な彼女の職場を見たいと両親は会社に訪ねて机を見て仕事ぶりを聞いて

帰られました。

昨年には同じく44歳で後輩が肺がんで亡くなりました。

彼の場合は前の二人と違い、結婚もしており、お子さんも3人いました。

発見からわずか半年足らずで大事な家族を残してこの世を去りました。

休職してすぐにブログを立上げ闘病日記を書いていました。

病室にもパソコンを持ち込んで同じ病気に苦しんでいる人を励まそうとしていました。

今から7年前、うつ絶頂期の私は苦しさのあまり死ぬことを考えていました。

自分が死ねばマンションのローンは帳消しのはずだ。

でも自殺だと生命保険は減額されてしまうかもしれない。

契約書を見てもわからないからといって問い合わせるわけにもいかない。

それに私が自殺したら残された家族はどうなるのだろう。

私よりももっとつらい目に遭うかもしれない。

私の自殺を止められなかったために自責の念にかられたりしないだろうか。

その時考えたことが死ぬことが決まっているがん患者のひとはうらやましいと考えたのです。

なんと愚かしいことか。

生きたいのに生きられない人を思いやる気持ちをまったく持っていなかったのです。

自分の意図しないところで消えていけることがうらやましかった。

家族を残してあの世へひとりで逃げだすこともせずに済む。

残された家族が死の理由を考えて苦しむこともない。

とんでもなく自分勝手な考え方だったと思います。

カッコつけて死ぬよりも這いつくばってでも生きることが大事です。

ひたむきに生きる姿こそが美しいのです。

自殺はやっぱりエゴです。

生きたくても生きられない人への裏切りです。

親、兄弟、子供への裏切りです。

でも、苦しみながら生きろというのではありません。

今の苦しみはうつ病が見せる幻なのです。

うつ病が治った人は皆、心変わりしています。

必ず今の苦しみから抜けられる時がきます。

それでもつらかったら、その時にまた考えれば良いんです。

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2009.10.17 Sat
うつ病から教えられたこと
うつ病はひとから色々なものを奪う。健康、出世、金銭、家族、幸福感、充実感、睡眠、自信、仕事などなどひとによって違うが本当にそのひとにとっては人生や命を奪われた気持ちさえしてしまいます。

でも実際に奪うわけではなくそんな錯覚をしてしまうだけで、治ってからそのことに気づきますがそんな深刻に悩んだことさえ忘れてしまうのです。

わたしももっとも苦しい時期に担当医から「うつ病を経験して、そして克服したひとは人間に厚みができると言うか、ひとの気持ちを思いやることができるようになるんですよ。」などと言われてもとてもそんな気分にはなれませんでした。

わたしの場合、復職して6年が経ちます。今でも以前の状態を100とすると70くらいかなと思います。

以前の私は異常に元気で毎日遅くまで残業して、部下にもそれを強要していました。「仕事を極める」それこそが価値観だった気がします。一生懸命やれば道は開ける、お客様の要望に応えるためには無理をするのが当たり前で社内の人間すべてが協力すべきだと思っていました。

飲みに行くことも日常的で週に3、4日は行っていました。土曜日は会社の先輩たちとゴルフに行き、日曜日はゴルフ練習場へ行き、家庭のこともほとんど顧みない生活を何年も過ごしていました。

ひとを褒めることもせず、欠点を直すことばかり考えている人間だったと思います。仕事を一生懸命こなしているのだから休みの日ぐらい自分の好きなことをして何が悪いんだと思っていました。それがうつ病のおかげで立場は一挙に逆転しました。とてもひとに注意のできるような器ではなかったのです。

あんな生活をずっと続けることが良かったとは今は思っていません。うつ病にならなかったら定年まで家に帰るのは夜中、酒の飲みすぎで体を悪くして、家族でご飯を食べることもなく、趣味もなく、何かに熱中することもなく過ごしたことでしょう。うつ病がわたしの人生を心配してくれて守ってくれたのだと考えるようにしています。

他人に自慢できる充実した人生ではありませんが、以前よりも生きることの楽しさ、ひとに対するやさしさを持つことができるようになったのではないでしょうか。

今うつ病のかたの苦しさは共有できませんがいずれみなさんもそう思えるようになってくれたらと祈ります。

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2009.10.16 Fri
復職した私に迷っているひとの気持ちはわかるのか?
私は私なりにですが、苦しかった時に知っていれば楽になる方法を伝えたいと思い

このブログを書いています。

でも、どうしても本当に辛かった時の思いは薄れていくので、苦しんでいる方の

ためになっているのか疑問に思うことがあります。

どうしても上から目線になってしまっているのではないかと思うこともあります。

苦しくても、通り抜けてしまえばどんな言い方もできるからです。

うつ病で苦しんでいるブログは多いのに抜けてしまった人のブログは少ないのです。

それは通り抜けてしまった人には本当の苦しみもなくなってしまい、忘れたい過去の

ことになるからなのではないでしょうか。

これはこれで良いことなのです。

治ってしまえばさして悩むことでもなかったということも言えるからです。

とにかく、色々悩まないでうつという病を治すことだけが道を開くのです。

今日は私自身にちょっとしたトラブルがあり、弱気です。

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2009.10.15 Thu
復職を焦る愚かさ
復職に失敗するタイプというものがあるような気がします。

まず、自分で本当に勝手に復帰期限を決めてしまうのです。

復職するのは病気が治ったことが確認できてからです。

1ヶ月以内には何とか復帰したい。

年内には何とか復帰したい。

そしていつのまにかこれが厳守すべき期限になってしまうのです。

うつ病のことをあまりよく知らないのにどうして治る時期が決められるのでしょう。

休職して3ヶ月と6ヶ月では大きな違いがあると思いますか?

周りのひとから見たらどちらもたいした差はありません。

それよりも3ヶ月で復職して再発したらどうでしょう。

また更に6ヶ月掛かる可能性が高いですし、今度は失敗できないというプレッシャーが

掛かります。

目安としてはもう大丈夫だなと思ってから1,2ヶ月ゆっくり休んで勉強するなり

趣味に明け暮れるなりするくらいの余裕を持つべきです。

ああ、この経験も無駄ではなかったな。

そう思える頃に復帰するくらいが丁度良いでしょう。

ボクシングと同じで9カウントで立ち上がれば良いのです。

1カウントで立ち上がってもダウンはダウンです。

ダメージがなくなるまで休みましょう。

そして2ダウン、3ダウンは避けるべきです。

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2009.10.14 Wed
どうして嫌なことばかり起こるのか
今まではそんなことはなかったのに嫌なことばかり起こる。

そうは思いませんか?

うつが治って思うことですが脳の働きが鈍っているからそう思うのだと思います。

健康な状況でも本当に忙しいと、些細なことが鬱陶しいことがあります。

脳の処理能力を超えてパニックになるからでしょう。

うつは処理量が増えるのではなく、処理能力が極端に下がる病気です。

私はうつの時、会社のみんなに迷惑を掛けていると感じ、死んで謝ろうと考えました。

でも治った今は、あの時の状況を考えるとどうしようもないと思えます。

脳の処理能力が高いか低いかで嫌なことの基準が上下するのです。

今まで会った人の中にどうしてそんなに消極的なの?と思う人やなぜそんなに強気なの?

と思うことがありますよね。

うつになるというのはこの状況がひとりの人の中で極端に起こった状況なのです。

つまり、うつになる前となった後では性格そのものが変わってしまうのです。

ですから今苦しいと感じている事象は回復してくると乗り越えられる事象に変わります。

このことを信じないあなたはまだうつがひどい。

信じるあなたは少し治ってきた状況です。

うつに振り回されるのも理屈がわかっていれば少しは楽になると思います。

参考になれば幸いです。

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2009.10.13 Tue
できすぎた悲劇
病気になった時、ついていないと思うことが多くなりました。

仕事もつまらない失敗が重なったり、お客さんが無理を言ってきたり。

そのうち、この仕事が成功しなかったら大変なことになる。

そんな風に思うことは今までなかったのにそう考えてしまうのです。

そして案の定失敗してとても落ち込むのでした。

部下の失敗でお客さんに謝りに行くととんでもないことになっているのです。

実はその前にお客さんと部下の間で進行している仕事に不安があって

今までならば必ず部下やお客さんにそれとなく確認をしていたことを

怠っていたのです。

なんとなく億劫で逃げていたのです。

部下との関係も悪くなりお客さんの信頼も失くしました。

休職してからもこうなったら困ると思うとそうなるのです。

インターネットで病気のことを調べていると「電車に乗れなくなる場合がある」。

すると数日後には電車に乗れなくなってしまうのです。

接骨院に行くと「うつで歩けなかった人が歩けるようになった」と聞くと

歩けなくなる気がしてしまうのです。

歩けなくはなりませんでしたが腿が痛くなり遠出できなくなりました。

こんなことが重なってあまりにも出来すぎだと感じました。

自分が嫌だと思うことを自分が実現しているのです。

自分以外に自分の嫌なことをここまで細かく知っている者はいないのです。

うつは不安や後悔を増幅することで脳を休ませようとしていると私は思います。

過剰なストレスなどで疲れた脳が休むための行き過ぎた反応です。

アレルギー反応と同じようなものだと思います。

もしうつにならなかったら過労死したと言う人もいるので100%悪とも言えません。

こうしたメカニズムを理解しておくことで少しでも不安が無くなれば幸いです。

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2009.10.11 Sun
最近釣りに凝ってます。
最近釣りに凝っていまして、9月は江戸川にハゼ釣りをしに6回行きました。

さすがにハゼ釣りにも飽きたので何か新しい釣りに挑戦したい!

食べられる魚で船に乗らない(船酔いするので)で東京湾で釣れることを条件に

ネットで探すとたくさんありますね。

釣りのポイントをgoogle map で見せてくれるものまでありました。

車も簡単に止められて足場も良いことから若洲海浜公園へ行くことに決定。

前日に釣具やさんに行き、相談するとサビキ釣りが良いと言われ購入、

餌の冷凍オキアミも購入しました。

今の時期はイワシが釣れるらしい。

朝5時に起きて5時半出発、途中コンビニで買い物をして6時半現地到着です。

若洲海浜公園はキャンプ場、サイクリングコースも併設されている施設で駐車場もあり

とっても便利です。

広くて足場が良いのも初心者の私にはありがたかったです。

さっそく図書館で借りてきた本を見ながら竿を下ろすといきなり2匹釣れました。

その後さっぱり釣れませんでしたがサビキ釣りのページを参考に竿を煽りながら

徐々に引き上げる方法を繰り返すと

NEC_0039.jpg

その後も次々と釣れました。

NEC_0045.jpg

天気も景色も最高です。

NEC_0050.jpg

結果イワシ70匹の釣果でした。

家に帰ってお刺身とフライにして食しました。

見てくれが悪いので写真は載せませんがやっぱり自分で釣った魚は最高です。

今回はただのんびりしただけのブログでした。

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2009.10.09 Fri
うつ病の論理的な嘘
会社を休職すれば救われると思っていましたが今度は考える時間がたっぷりあるので

余計なことを考えるようになってしまいました。

会社を休職する。→会社に戻れない。→失業する。→生活レベルが下がる。→マンションを売る。

→再就職活動をする。→IT系はいやだ。→未経験の仕事を探す。→自分は何も出来ない。

→離婚する。→人生が終わる。

このシミュレーションを何度繰り返したことか。

また、この論理的な考えには何の落ち度もない完璧な予測と思いました。

このシミュレーションが証明されるまでの時間は約1年から2年しかない。

本当にそう思っていました。

でも今はこの論理は間違いだと思います。

この論理だと病気や怪我で数年間休職した人はすべて人生が終わってしまうことになります。

だいたい復職するか、だめでも再就職するのが普通です。

そんな自信は私にはないと思うかもしれませんが、それはあなたが思っていることではなく

うつ病に罹ったあなたの症状がそう思わせているだけなのです。

例えはあまり良くありませんが、あんなひとがなんで部長なの?

なぜあのひとは仕事が出来ないのに自信を失くさず平気でいられるのだろうと思ったことが

あるはずです。

人間は結構鈍感にできていますし、環境への適応力もあります。

自分には無理だと今は思うかもしれませんが病気が治ってしまえば、自分でも驚くほど

明るく、積極的で、前向きになれます。

それでも将来のことを考えると不安で不安で仕方がない方は将来を短いスパンで考える

ことです。

半年、1年先を考えて暗くなっても良いことはひとつもありません。

私はあと1年で失業して暗転とした人生を迎えると思っていましたが、それまでの間、

明るく振舞って家族に恩返しをしようと思いました。

暗転するまでは笑って幸せな家族でいようと考えました。

そのために、将来は明日だけと考えました。

1年作は不安でしょうがありませんが、明日は大丈夫です。

明日になったら明後日を考える、その繰り返しです。

この考えで私はすごく楽になりました。

良かったら試してください。

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2009.10.08 Thu
自分のことが信じられない
休職中は色々なことがありました。

どうしようもなくて会社を休むことになったのに、まったく気持ちは晴れません。

家内にも申し訳なかったですが前向きに考えなければと思うほど苦しくなりました。

小1と0歳の娘との時間ができたのだからのんびり過ごそうと考えるんですが

気持ちはそうは思っていませんでした。

頭の中では部下を厳しくしかったことへの後悔、自分の能力の無さ、このまま復職

できないのではないかと思う不安、焦り、絶望でいっぱいでした。

気が滅入るといけないと気遣った家内が家族で公園に行きました。

家内のほうが辛いだろうに、そう思いながら自分のことばかり考えていました。

俺はどうしようもない、俺に能力は無い、ひどい事をした報いが俺に来ているだけだ。

小1の娘にも助けられました。

ごはんを食べない私に対して「パパ、ご飯を食べないと頭が働かないから悪いことばかり

考えるんだよ。ちゃんと食べなさい。」

こんなことを言われて何度もハッとしたものでした。

それなのに私はすぐに自分の事を考え始めて、眠れなくなり、疲労を蓄積していきました。

本当に日に日に心身ともに衰弱して行きました。

テレビのピカちゅうを見て本当に倒れるし、今まで何とも無かった近くの工場の臭いを

敏感に感じてしまったり、それまでしていたお灸の煙にむせ返ったりしました。

不整脈も起こり、あのままだったら本当に死んでいるか発狂していたかも知れません。

入院前日には解雇通告が郵送されてくると思ったり、自分のしたことが会社やお客様に

迷惑を掻けたと告訴されたり、マスコミに取り上げられる夢まで見ました。

そして自宅で倒れて救急車で運ばれたことで状況は一気に好転したのです。

今思うと本当に自分のことが信じられないことの連続でした。

今、このブログを読んで同じような気持ちになっているならば心配はいりません。

病気さえ治ればなんとかなります。

少し説得力の無い話しでごめんなさい。

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2009.10.07 Wed
地獄に向かって一直線
今思うと私は地獄に向かって一直線に進んでいました。

自分のチームは新規開拓の専門チーム。

それもどちらかというとできる営業は少ないメンバーでした。

普通に考えて絶対に良い成績は上げられないと思うべきでした。

実際そのメンバーも異動してきた人間が多く、ユーザーも無い状況ですから

絶対に予算を達成できるはずなどなかったのです。

それなのにいつの間にか自分の中でやり遂げなければいけない目標になって

しまい、部下のひとりひとりを厳しく見るようになりました。

部下は知ってか知らずか私の考えとは逆方向にいくばかり、こちらのボルテージは

あがり、叱責することも日常化していきました。

更に追い詰められた私は、胃が痛くなり、常にどんよりした気持ちで、落ち込んで

いきました。

絶対に達成できないことに違いないのに、達成できないと生きていけないのです。

それ以外にこの不調から逃れることはできないのです。

半年が経ち、予想通り予算達成はなりませんでした。

新しい半年が10月から始まりましたが更に状況は悪くなり、部下はばずいことは

隠すようになりました。

まして私は覇気も無くなり暗くなる一方です。

それなのに定年まであと20年近くあるのです。

とても耐え切れないのに休むことも許されません。

こうなってしまってからでは遅いのです。

もし、もっと早く休むことができたなら良かったでしょう。

休むことで評価が下がる、同期との昇進レースに遅れを取る。

往生際の悪さに今更ながら失望します。

それもこれも今となっては過ぎ去ったことで乗り越えることができた。

そう思っています。

もしあなたがこの状態ならば一刻も早く休むことをお勧めします。

そうしなければ最も大事なものを失うかもしれません。

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2009.10.06 Tue
悪いのは自分?それともうつ?
私の場合、仕事によるストレスから非常にイライラするようになり、ちょっとした部下のミスや安易な行動をきつく咎めるような態度になっていました。

自分でもそれに気づく事もあったのですが、部下も多くなりあまりひとりひとりに時間が掛けられない事からやむ得ないことと考えそのままにしていた。

このようなことからまわりとも次第にうまくいかないようになりました。また、異動したことにより新しい部署に気軽に話せる仲間もいませんでした。

仕事が好きで一生懸命なのですがいくらやっても短期間には結果が出ないのはわかっていました。がんばればがんばるほど空回りするばかりで、焦れば焦るほどまわりとの溝が深くなっていきました。

最初に私の変化に気がついたのは昔の上司や仲間でした。「社内で彼の活躍を聞かなくなったな。なんか元気がないようだな。いったいどうしたんだ。」などと言われるようになってきました。

自分ではそんな風には思っておらず会社が変わっただけで自分は変わっていないと思っていました。

それから一年後、気持ちも沈み込み、体調も最悪で、睡眠もまともにとれなくなり、医者に行った時には重度のうつ病と診断されました。

最低3ヶ月から半年の休養が必要と言われ、初めて自分は病気なんだと認識しました。

本当におれはうつ病なんだろうか。悪いのは自分の性格や行いにあるのではないか。

その時に思ったのはまわりのみんなとうまく付き合うことができなかったことで、関係が最悪になりすべてがうまくいかなくなってしまったと思いました。

すべての原因は自分にあり、あまりにも非常識なことを言い続けてきたからだったのではないか。

もう死んでお詫びをするしかないのではないかと思うくらい罪悪感と自責の念に襲われたのです。

今になってみれば確かにおかしかったのですが病気のせいでもあるし、休職後に会って話してみても私が気にしているほどみんな気にしていませんでした。

こうした考え方もうつ病の特徴でよくあることだそうです。

ですから、同じように自責の念に駆られている方がいても心配ありません。これはうつ病がそう思わせているだけなのです。

時間が経てば思考が正常に戻って今思っているようなことは消えてなくなりますので安心してください。

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2009.10.05 Mon
再発するひとの見分け方
うつ病は再発率が高いと言われています。実際まわりでも出社と休職を繰り返すひともいます。私自身もたまに落ち込んだりすることはありますがそのくらいのことは健康な人でもありえるかと思います。

うつにはやはりなり易い性格のひととなりにくい性格のひとがいます。やはり限界を超えてやろうとするとなり易いのです。仕事で言えば、真面目で責任感が強く頑張り屋のひとがなります。わたしも自分なりには真面目で営業予算を達成するにはどうすれば良いか、どうすればベストな提案ができるか、トラブルが発生したらどうやって早く解決するのか、部下にあるべき姿をどうやって知らせるかなんて考えていました。

わたしの場合、2年近く休職をしてこれ以上落ち込みようがないところまで落ち込んでいましたので前のような状況で仕事をするのは完全に無理でした。わたし自身もすっかり自信を無くしていましたので前のように仕事をするなんてまったく考えていませんでした。今考えればそれが良かったんだと思います。

再発するひとは以前と同じように仕事をしようとします。これは変です。同じ状況に置かれれば発病の原因を揃えているようなものです。それどころか病気になる前と比べて抵抗力が落ちて健康なときの5割から7割くらいの力しかないのです。同じことを低くなった能力でやろうとすれば再発するのもあたりまえです。

うつ病はこころの病気かもしれませんが病気です。プロ野球のピッチャーが肩の手術をしたらすぐに公式戦で通用するでしょうか。うつ病は目には見えませんが決して軽い怪我ではありません。以前と同じだけの仕事をするのは無理だと考えていくべきだと思います。そのかわり違う仕事をしたり、同じ仕事でも違う仕事のやり方をすることはできます。もちろん同じ成績はあがりません。

ひとは手や足に障害を負っても、心臓や肝臓に障害がでても仕事はしますが今までと違うやりかたで生きていきます。うつ病も同じように自分自身でそのことを自覚して生きていくことが重要だと思います。

わたしも9時から6時までしか仕事をしません。仕事が終わらなくても残業はしないようにしています。また以前のように仕事を家に持ち帰らないようにしています。新聞は読まないですし、コンピュータ雑誌も読みません。それでもほとんど困りません。

マイナスポイントは同期と比べれば給料が安いですし昇進もしません。でも実は時間単価は一番高いんです。

以前のように働きたいではなく、少ない時間で良い結果が得られることを目指しますが再発せずに休まないことが家族も会社も望んでいることなのです。

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2009.10.03 Sat
うつ病は脳の骨折だ。
うつ病のことを良く知らないから誤解が生まれて治りが遅くなる場合があります。

例えば、脚を骨折したとします。しかも激痛がともないます。その時、痛くて歩けなかったとします。会社へ行って仕事をしなければいけない、でも行けないとします。

本当は行かなければいけないのですが脚を骨折しているのだから行けなくてもしようがないと考えますよね。決して出社できない自分を責めたりしません。だって骨折しているのだからしようがなのです。

ではうつ病はどうか、わたしは同じ病気になった後輩たちに言います。こころが骨折しているんですよ、脳が骨折しているんですよ、と言います。

だから自分はダメな人間なんだとか、なんでうつ病になってしまったんだろうなんて考えても無意味だと言います。見えないけれど心や脳が骨折しているんです。

だから会社を休むんです。両足骨折したらどんなひとでもしばらく休みますよ。それに脚を骨折したことに対して自分を責めたりしてもしようがないことなんですが、うつ病も同じだと思います。

誰がなってもおかしくないのです。

お願いです。決して自分は責めないでください。やむを得ないことで休んでいるんです。骨折する人は少ないですがだれでも骨折して会社を休む可能性があるのです。

うつ病になるのはたまたまなっただけで気にする必要はないのです。

ただうつ病は本人にもまわりにも見えない骨折なんです。だから治るまでは走ったり、激しい運動ができないのです。ですから心を痛める必要はないので骨折が治るまでゆっくり静養しましょう。

焦るとまた骨折しますよ。

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2009.10.02 Fri
「どうしよう、どうしよう」
うつの闘病生活のさなか、治るのだろうかと不安に思うのは誰もが経験することです。

そして、やめれば良いのにインターネットで「うつ病」「治らない」などとキーワードを入れて

検索してしまう。

そうすると

うつ病は殆どの方が治ります。

ほぼすべての人が治ります。

稀に10年以上外に出られない人がいます。

そして自分は「殆ど」にも、「ほぼすべて」にも入らないで「稀」に入ってしまうのです。

99%治ります。と言われて普通のひとは治ると思いますがうつのひとは1%に自分を

入れてしまうのです。

だいたい100%治るなんていう病気はないのです。

風邪をひいただけで死んでしまう人もいるわけですから、まず治ると思う事です。

理屈を考えないでぼんやりとそう信じてください。

治らないと考えることは何も良いことはないので無意味なのです。

「どうしよう、どうしよう」。

わたしがうつの時の口癖です。

いつも何かに怯えていて心が休まることが一瞬もありませんでした。

自分にあった方法で心を落ち着かせ、脳に負担をかけない。

「ふわふわー」もしくは「のーんびり」させる環境をつくることです。

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2009.10.01 Thu
考えられないのは当たり前
うつになると記憶力が極端に悪くなる。

うつの症状でもあるし、抗うつ薬による影響もあるのだろう。

病院に入院したことがあるのですが、結構快適でした。

老若男女問わずに共同生活をすることになります。

治療が進むにしたがって院内で患者同士が仲良くなり、一緒に過ごすことも多くなります。

ただみんな脳の働きが良くないか、ちょっとしたことでもすごく疲れるので短時間で

散会してしまうことも多い。

テレビを見たり、話しをしたり、読書をするひともいる。

当然ゲームやトランプもあるのです。

ある時、トランプをやろうと言うことになり七並べを始めた。

配られたトランプを見てドキッとする。

手の内での並べ方がわからないのだ。

戸惑いながら、まずマークを揃えて小さい順に並べて。

この時は自分の頭の回転の悪さにビックリしました。

そう思っているのは自分だけではないらしく、みんな最初の準備に四苦八苦。

2回くらいやったところで頭の疲労がひどく、あっという間に終了です。

この話しを聞いて自分もそうじゃないかと恐ろしくなったあなた。

当時のわたしも恐ろしかったですが、うつは脳の回転が遅くなる病気なので

しかたがないのです。

今のわたしは、そんなこともあったなと思わず微笑んで過去を振り返っています。

いずれうつが治れば、過去の苦しい経験も良い思い出に変えてしまうのが人間の

本能なのです。

今考えられないのは当たり前と思ってください。

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