いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記 生きること いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記
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うつ病から復職した自分の経験を生かし同じ病気で悩む人の力になりたいと思い、ブログを書くことにしました。
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いつかは晴れる IT業界に勤める営業マンのうつ体験記
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プロフィール

中田健

Author:中田健
                       現在50才でIT系企業の営業と販売促進を担当しています。41才の時にうつ病になり、入院もしましたが約2年間休職した後に無事復職、現在に至ります。
 本々は営業マンで20年順調に過ごしていましたが、職場が変わったり部下が増えたりとストレスの多い環境だったと思います。
 今はすっかり良くなったのでうつ病を早く治す考え方などをブログで伝えています。

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2011.01.01 Sat
究極の選択
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

年始から少し重いお題ですがしばらくおつきあいください。

何度かこのブログで取り上げてきましたが「当事者意識研修」という研修があります。

人生とは進学先をA大学にするかB大学にするか、就職先をA社にするかB社にするか、

このひとと結婚するかしないか、他人の考えを受け入れるか、受け入れないかなど常に選択の

機会があります。

そしてその時々の自分の考えや置かれた状況に応じて最善の選択をしているのです。

違う言い方をすると生きるか死ぬか、退職するかしないか、復職するかしないかなど常に

人生に選択はつきものです。

前出の「当事者意識研修」では今の自分はその時々に最善の選択をした結果を表しています。

例えば超過労働を求められて断れない状況に陥ったとしても、それを受け入れるかどうかは

あなたの判断しだいだという考え方です。

とてつもない責任を求められてもそれを受ける受けないの選択があって受けてしまうと大変

だから断るよりも上司の評価が下がることを恐れた結果病気になってもそれは自分の選んだ

道なのです。

役者が舞台のために親の死に目に会えない、それは舞台があるからですが海老蔵のように酔って

喧嘩をしてしまうと出られないわけですから舞台は親の死に目にも会えない絶対ではないのです。

うつ病になるひとは絶対に避けられない状況でうつ病になっているケースが殆どです。

しかし、再発を避けるためにはそれは絶対的なものという考えを捨てなければいけないのです。

復職しても過剰な労働を求められた時、何らかの理由で断る意思を持たなければ再発は免れない

のです。

「当事者意識研修」では、それが絶対ではなく、自分の意思で結果を変えられるということを

教え、避けられない仕事の失敗を自分の意思で避けられることを示しています。

うつ病になるとどうしても、止むを得ない理由で、高ストレスな環境に自分を置いてしまいます。

避けられない状況で過労死するのか、うつ病になるのかの選択ではなく、その仕事を受けない、

受けようとする会社を止める、そこまで広く見ることが大事です。

パワハラ上司の要望を叶えることに執着するのではなく、会社に訴える、その上司の命令を無視

する、ズル休みするなども選択肢なのです。

選択の基準はひとそれぞれです。

私ならば、再発しない、勤め続ける、他人とぶつからないなどが基準になります。

そのためには残業はあまりしない、休出はしない、過度な責任は負わない、感情的な言動は慎む、

昇進はあまり望まない、関係者との心理的な衝突は避ける、結果よりも活動を重視するなどです。

そして何よりも自分自身の健康を第一に考えます。

結局、自分が会社に行き続けることが家族にも会社にも自分にも大事なことだからです。

もっとわかりやすくすると会社の評価と自分の健康とどちらが大事ですか。

自分のプライドと家族の安心とどちらが大事ですか。

このままでは病気になるとわかっているのに環境を変えないのか、周りの評価が下がっても

生活パターンを見直すのか、長期的に見ることが重要です。

あなたは究極の選択が見えていますか。

そしてそれは後悔しないものですか。

あなたは、たまたま入った会社でたまたま担当した仕事のことでほんの少し評価されること

だけを夢見てこの世に生まれてきたのでしょうか。

人生を幸せに生きるために最善の選択をしてください。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

いつものことですが、できればこのブログをたくさんのひとに読んでもらいたいのです。

その中から、少しのひとで構わないので共感して欲しいです。

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テーマ:人生を豊かに生きる - ジャンル:心と身体
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2010.09.07 Tue
人生の選択
会社の研修で「当事者意識研修」というものがあります。

上司に無理を言われても、それを受け入れたのは当事者である自分の判断なので責任を持って

人生を生きましょう。働きましょう。というものです。

もう少し詳しく言うと上司から無理な残業や休日出勤を命じられて体を壊したとしても上司の

せいであると同時に、上司の無理な申し出を断らないで従ったほうが良いとあなた自身が判断

した結果なのです。

断って社長に直談判して上司を飛ばしてしまう、こんな会社やめてやる、仮病を使ってやり

過ごす、何も文句も言わず、しかし言うことを聞かない。

そんな選択も実は選択肢としてあるのです。

それが証拠にあなたの周りの人は上司の無理を色々な方法で避けながら日々過ごしています。

私がうつ病になったのも合併や昇進や新しいプロジェクトやら営業予算のプレッシャーやら

上司、部下との軋轢やらありましたが、それらの障壁に対して真正面からぶつかっていく道を

選んだのは他ならない私なのです。

私がうつになった原因は色々あるにしろ、その道を選択した自分に責任があり、報いがある

わけです。

私の中には早く昇進したい、逆境に強い男、優秀な営業マン、頭が良い、バランスが良いなど

と評価されたい、評価されるはずだ、本当にそうなれるはずだという私利私欲があったのです。

私のような能力の無い人間が大きな勘違いをした結果が今の状況なのです。

低俗な理由だろうが、高尚な理由だろうが、自分で選んだ道であることを意識することが今は

重要だと思っています。

次に同じような選択の場面が来たときに昇進と家族を天秤に掛けるかも知れません。

そんな場面が来ても今度は昇進を選び人望を失くすような道は選ばないでしょう。

自分や家族や周りの人間にとって何が大事なのか。

以前の自分と比べれば、うつ病の経験で正しい判断ができるようになったと思っています。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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2010.07.10 Sat
友人からの相談に思う不思議
数日前に会社の友人から相談があると言われ、お酒を飲みに行きました。

本人曰く、仕事で干されて挙句に失敗して始末書を書かされたそうです。

すっかり落ち込んで会社を辞めようとまで考えているとのことでした。

私は慰めるどころか「甘えたことを言っているんじゃない!会社を辞めてどうするんだ。

俺なんか会社にこれないくらいダメ社員だったんどぞ。おまえは会社にこれるだろ。

仕事がつまらないなんて、俺だって何年も下働きだし、薬のせいで半分居眠りしながら

それでも必死に来てたんだ。手が震えてまともに字も書けないし、飲み会でビールを

注ぐとカタカタなって大変だったんだぞ。カッコ良くなんかなくったって良いんだよ。

そんなつまらないこと考えているんだったら一生懸命仕事しろ!」なんてすっかり説教親父と

化していました。

自分も復職してからは仕事を二の次に考えてきましたが、いい加減にはやってきませんでした。

それなりに前向きにやってきたと思います。

結局つまらないと思えばつまらなくなる。ひたむきにやれば結果はどうであれ、美しいという

結論でまとめることができて、少し単純な友人は喜んで帰り際には感動して握手まで求めて

きて、こんな心配してくれる先輩や同僚がいて幸せだと言って帰っていきました。

6年前に復職して気が付いたら健康な友人にアドバイスをできるくらい心身ともに回復した

自分に不思議な感じがしました。

ともすると最近の私は調子の良さを鼻に掛けかねない嫌な人間になりそうです。

初心にかえって何事にも感謝の念を忘れずに対応していかなければ思わぬ落とし穴が待ち

構えていることでしょう。

特に人の心を傷つけるような言動は慎まなければいけません。

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2010.01.07 Thu
わかってくれない
うつ病はただ、それだけで苦しいものです。

その上、その苦しさを周りの人に話せなくなります。

例えば、会社で会議に出るのが辛い。

報告書を書くのが辛い。

そんなことを奥さんに話してどうなります?

過度に心配するかもしれない。

会社の中で落ちこぼれになってしまったと思うかもしれない。

もしかしたら奥さんに馬鹿にされるかもしれない。

同じように同期に話すと変な目で見られそうだ。

上司に話せば、昇進の対象から外されるかもしれない。

部下にはカッコ悪くて話せない。

そうしてどんどん孤立していきます。

私もこんな暗い考えを毎日のように話して今度は奥さんがうつ病になってしまうかもしれない。

そんな風にも考えました。

最後の方では実は大きな失敗をしてしまったとか、会社から総スカンを食らっていると

打ち明けたこともあります。

奥さんも話を詳しく聞くまでは横領でもしたのではないかと心配したくらいです。

うちの場合は私が黙っていられない性格だったこと、奥さんも聞いてくれる性格だったので

コミュニケーションの面ではなんとか切り抜けました。

ある後輩は父親が理解してくれず絶縁状態になったとか、別居しているとか聞くこともあります。

うつ病に対する理解が本人や周りにないと治療を遅らせることにもなります。

あまり隠さずに病院にも行って先生からうつ病について説明してもらい、協力して治すべきです。

やっぱりうつ病は病気なんです。

癌や糖尿病の治療でも家族みんなで知識を身につけて対処していくのと同じです。

父親と喧嘩した後輩もその後父親が勉強して理解してくれたことで仲直りしたようです。

周りの人で難しければ、デイケア施設や復職プログラムをやっている施設で治療やトレーニング

を行います。

その中で仲間を作り励まし合って行くという人もいます。

同じ境遇なので心が休まると言っていました。

ブログでコミュニケーションできますか?という質問もありましたが文書だけなので

ミクシーのようなSNSの中のコミュニティの方が良いと思います。

気が合えばオフ会もあるようです。

方法は色々ありますが本音を話せる相手を作る事は治療の上で重要だと思います。

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2009.10.19 Mon
うつ病から逃れるための死は許されるか
昨日、先輩社員の告別式に出席しました。

52歳でしたが、若くてハンサム、物腰も柔らかくモテルタイプでした。

喉頭がんで亡くなったそうですが、相当苦しまれた様子で生前の若さは微塵もありませんでした。

まだまだ生きたかったでしょうに無念だったことでしょう。

8月にも女性で44歳で亡くなった後輩がいました。

彼女は乳がんでしたが気丈に手術を受け、復帰できる日を目標に一生懸命に治療に

励んでいました。

仕事熱心な彼女の職場を見たいと両親は会社に訪ねて机を見て仕事ぶりを聞いて

帰られました。

昨年には同じく44歳で後輩が肺がんで亡くなりました。

彼の場合は前の二人と違い、結婚もしており、お子さんも3人いました。

発見からわずか半年足らずで大事な家族を残してこの世を去りました。

休職してすぐにブログを立上げ闘病日記を書いていました。

病室にもパソコンを持ち込んで同じ病気に苦しんでいる人を励まそうとしていました。

今から7年前、うつ絶頂期の私は苦しさのあまり死ぬことを考えていました。

自分が死ねばマンションのローンは帳消しのはずだ。

でも自殺だと生命保険は減額されてしまうかもしれない。

契約書を見てもわからないからといって問い合わせるわけにもいかない。

それに私が自殺したら残された家族はどうなるのだろう。

私よりももっとつらい目に遭うかもしれない。

私の自殺を止められなかったために自責の念にかられたりしないだろうか。

その時考えたことが死ぬことが決まっているがん患者のひとはうらやましいと考えたのです。

なんと愚かしいことか。

生きたいのに生きられない人を思いやる気持ちをまったく持っていなかったのです。

自分の意図しないところで消えていけることがうらやましかった。

家族を残してあの世へひとりで逃げだすこともせずに済む。

残された家族が死の理由を考えて苦しむこともない。

とんでもなく自分勝手な考え方だったと思います。

カッコつけて死ぬよりも這いつくばってでも生きることが大事です。

ひたむきに生きる姿こそが美しいのです。

自殺はやっぱりエゴです。

生きたくても生きられない人への裏切りです。

親、兄弟、子供への裏切りです。

でも、苦しみながら生きろというのではありません。

今の苦しみはうつ病が見せる幻なのです。

うつ病が治った人は皆、心変わりしています。

必ず今の苦しみから抜けられる時がきます。

それでもつらかったら、その時にまた考えれば良いんです。

今日もつたないブログ記事読んでいただきありがとうございます。

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